科目等履修生(特例)

登録資格

認定こども園法改正に伴う特例措置を適用して免許状・資格を取得する場合、以下の基礎資格および実務経験を有している必要があります。

基礎資格
保育士資格取得コース 幼稚園教諭免許状取得コース
幼稚園教諭免許状を有する方 二種:高等学校卒業以上で、保育士資格を有する方
実務経験

1.以下の学校または施設における勤務経験があること

保育士 実務経験対象施設

  • (1) 幼稚園において、専ら幼児の保育に従事する職員
  • (2) 幼保連携型認定こども園において園児の教育及び保育に従事する職員
  • (3) 次の施設の保育士
    • (a) 児童福祉法第39条第1項に規定する保育所
    • (b) 児童福祉法第59条第1項に規定する施設のうち同法第39条第1項に規定する業務を目的とするものであって就学前の子どもに関する教育、保育等の 総合的な提供の推進に関する法律第3条第1項又は第3項の認定を受けたもの及び同条第11項の規定による公示がされたもの
    • (c) 児童福祉法第6条の3第10項に規定する小規模保育事業(家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準第27条に規定する小規模保育 事業A型及び小規模保育事業B型に限る。)を行う施設
    • (d) 児童福祉法第6条の3第12項に規定する事業所内保育事業を行う施設(利用定員が6人以上であるものに限る。)
    • (e) 国、都道府県又は市町村が設置する児童福祉法第59条第1項に規定する業務を目的とする施設のうち同法第6条の3第10項若しくは第12項又は第39条第1項に規定する業務を目的とするもの(専ら一時的に預かり又は宿泊させ必要な保護を行うものを除く)
    • (f) 児童福祉法施行規則第49条の2第3号に規定する施設(いわゆる「幼稚園併設型認可外保育施設」)(専ら一時的に預かり又は宿泊させ必要な保護を行うものを除く)
    • (g) 認可外保育施設のうち、「認可外保育施設指導監督基準」を満たしていることにつき都道府県知事、指定都市の長又は中核市の長から証明書の交付を受けている施設(専ら一時的に預かり又は宿泊させ必要な保護を行うものを除く)

    なお、既存の認定こども園については、構成するそれぞれの施設((1)幼稚園、(a)保育所、(b)認可外保育施設)として、実務の証明を受けることになります。

  • ※実務経験は複数施設における合算でも可能です。
  • ※個々の施設が対象であるかどうかについては、各都道府県において、対象施設一覧を作成することとしていますので、そちらで確認してください。

幼稚園教諭 実務経験対象施設

  • (1) 幼稚園(特別支援学校幼稚部含む)
  • (2) 認定こども園
  • (3) 保育所
  • (4) 小規模保育事業(法第6条の3第10項に規定する小規模保育事業(家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第61号)第27条に規定する小規模保育事業A型及び小規模保育事業B型に限る。))を実施する施設
  • (5) 事業所内保育事業(法第6条の3第12項に規定する事業所内保育事業(利用定員が6人以上の施設)を実施する施設
  • (6) 公立の認可外保育施設
  • (7) へき地保育所
  • (8) 幼稚園併設型認可外保育施設
  • (9) 認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書が交付された認可外保育施設
    ただし、(9)は次の施設を除くことに注意をしてください。
    • ・当該施設を利用する児童の半数以上が一時預かり(入所児童の保護者と日単位又は時間単位で不定期に契約し、保育サービスを提供するもの)による施設)
    • ・当該施設を利用する児童の半数以上が22時から翌日7時までの全部又は一部の利用による施設
    • ・利用定員が5名以下の施設
  • ※実務経験は複数施設における合算でも可能です。
  • ※個々の施設が対象であるかどうかについては、各都道府県において、対象施設一覧を作成することとしていますので、そちらで確認してください。

2.実務証明責任者により実務証明書の発行が可能であること。

  • ・国立学校又は公立学校の教員または諸轄庁
  • ・私立学校の職員はその私立学校を併設する学校法人の理事長
  • ・勤務している(していた)施設の設置者

3.最低在職年数が以下の条件を満たしていること。

<幼稚園教諭免許状取得コース(現行特例)・保育士資格取得コース(3年特例)>

  • ・3年かつ勤務時間の合計が4,320時間以上の実務経験がある、または実務経験を積める見込みがある(2025年3月31日の申請時までに取得している)こと。

<幼稚園教諭免許状取得コース(新特例)・保育士資格取得コース(幼保2年特例)>

  • ・3年かつ勤務時間の合計が4,320時間以上の実務経験及び、幼保連携型認定こども園で2年かつ2,880時間以上の実務経験がある、または実務経験を積める見込みがある(2025年3月31日の申請時までに取得している)。
  • ※幼稚園教諭免許コースを検討されている方は保育士資格を有していること以外に、高等学校(高卒認定試験含む)以上の学校を卒業 している必要があります。出願前に必ずご確認ください。
  • ※募集コース名は、「幼稚園教諭免許状(現行特例)は特例」、「保育士資格取得コース(3年特例)は特例」「保育学科(幼保2年特例)は、新特例」としています。

・在学期間中、日本国内に在住していることも登録条件となります。

インターネット出願の流れ

出願から学習開始まで

出願前

  • 1. Post@netでアカウント登録・検定料の入金
    【必要書類】
    ・登録志願書(全2ページ)
    ・封筒貼付用宛名シート
  • 2. 出願書類の準備~出願
    【必要書類】
    ・登録資格を証明する書類
    (取得見込証明書は不可)
    ・誓約書・保証書・同意書

出願後

  • 3. 登録審査
    書類選考を行います。
  • 4. 登録許可証受取・登録手続き
  • 5. 登録証等必要書類の受取
    必要書類一式を送付します。

学習準備~開始

  • 6. 教材受取
  • 7. 学習開始

インターネット出願ガイド

インターネット出願はこちら
【!】出願にはPost@netへの登録が必要となります。
こちらのリンクより登録後ご利用ください。

科目等履修生(特例制度)の募集について

募集コース

コース 定員(男女)
幼稚園教諭免許状取得コース 特例(全5科目8単位) 80名
新特例(全4科目8単位)
一部科目
保育士資格取得コース 特例(全4科目8単位) 40名
新特例(全4科目6単位)
一部科目
入学期 受講期間
4月生 2023年4月1日~
2024年3月31日
10月生 2022年10月1日~
2023年9月30日

・登録時期は4月と10月です。

出願日程

出願日程については以下の通りです。出願期間の途中で定員を満たした場合、その後の募集は実施いたしませんので予めご了承ください。
なお、定員を満たした場合は、ホームページ上にてお知らせいたしますので、随時ご確認ください。

入学期 出願期間 登録許可通知発送日 受講料振込期間
4月生 2023年1月4日~2023年3月31日 ※出願受付から1ヶ月程度 ※書類到着後2週間以内
10月生 2023年7月1日~2023年9月30日
  • ※出願書類の提出は「各出願期間最終日」の消印有効です。
  • ※インターネットからの出願に加え、出願書類一式の提出をもって出願とします。

登録料

登録料 30,000円

登録料の納入後に、Post@netから登録志願書のダウンロードができます。登録料を納入していない方の出願は認められません。
一度納入した登録料は、いかなる事情があっても返還いたしませんのでご注意ください。

≪納入方法≫
『インターネット出願ガイド』に各種納入方法が記載してありますので、ご参照ください。

出願書類

ご提出いただく書類 留意事項
1. 登録志願書(全2ページ) Post@net』からインターネット出願、必要項目を全て入力後、登録料3万円の納入を行うと、ダウンロード・印刷ができるようになります。カラー写真(縦4cm×横3cm、3ヶ月以内に撮影した証明写真)
2. 登録資格を証明する書類(見込不可) 幼稚園教諭免許状取得希望者:保育士証のコピーまたは資格証明書
保育士資格取得希望者:幼稚園教諭免許状のコピーまたは資格証明書
3. 誓約書・保証書・同意書 印刷してご記入ください。

登録方法

書類選考の上、登録を許可します。(学力試験等はありません)
書類選考を通過された方には、登録許可証を送付します。
合わせて学費納付依頼に関する書類と振込票を送付しますので、指定期間内に指定の方法で納付いただくことで登録手続きが完了となります。

  • ※書類不備は、結果通知が遅れる最大の原因となります。出願前に書類の不備が無いか、確認をお願いします。
  • ※登録不許可理由についてのお問い合わせは、一切回答できかねますのでご了承ください。

科目等履修生(特例) 概要

科目等履修生(特例制度)とは

基礎資格のある方が、幼稚園教諭免許状(一種/二種)・保育士資格を取得するために必要な科目だけを履修することを目的とした制度です。

認定こども園法改正に伴う幼稚園教諭免許状及び保育士資格の取得の特例について

<2024年度末まで!>
期間限定の特例制度です!

  • 幼稚園教諭免許状を持っているけど、保育士資格は持っていない…
  • 保育士資格を持っているけど、幼稚園教諭免許状は持っていない…
最短半年程度・6単位/8単位の
学習で取得可能!!
2015年度から施行の「幼保連携型認定こども園制度」への円滑な移行・促進のため、幼稚園教諭免許状と保育士資格の取得要件の特例が設けられています。また「教育職員免許法施行規則」の一部改正により、2023年4月1日施行に「新特例」「幼保2年特例」が設けられることになりました。

保育士資格所有者が「幼稚園教諭免許状」を取得する場合

幼稚園教諭免許状取得コース

基礎資格
幼稚園教諭二種免許状:高等学校卒業以上で、保育士資格を有する方
実務経験
現行特例
(特例
・認定こども園、保育所等での保育士として「3年かつ4,320時間以上の実務経験がある」または2025年3月31日の申請までに実務経験を積める見込みのある方
新特例 ・認定こども園、保育所等での保育士として「3年かつ4,320時間以上の実務経験がある」または2025年3月31日の申請までに実務経験を積める見込みのある方
あわせて
・幼保認定こども園での保育士教諭として「2年かつ2,880時間以上の実務経験がある」または2025年3月31日の申請までに実務経験を積める見込みのある方
免許状種類 出願時に短期大学士・専門学校卒業等の場合 幼稚園教諭二種免許状

取得までの流れ

現行特例

必要な単位数 ≪ 大学での単位修得 8単位 ≫

  • ● 教職の意義及び教員の役割、
    教員の職務内容→2単位
  • ● 教育に関する社会的、
    制度的又は経営的事項→2単位
  • ● 教育課程の意義及び
    編成の方法→1単位
  • ● 保育内容の指導法、
    教育の方法及び技術→2単位
  • ● 幼児理解の理論及び方法→1単位
教育職員検定
幼稚園教諭
免許状取得

新特例(2023年4月より開講)

必要な単位数 ≪ 大学での単位修得 6単位 ≫

  • ● 教職の意義及び教員の役割、
    教員の職務内容→2単位
  • ● 教育に関する社会的、
    制度的又は経営的事項→2単位
  • ● 教育課程の意義及び
    編成の方法→1単位
  • ● 保育内容の指導法、
    教育の方法及び技術→1単位
教育職員検定
幼稚園教諭
免許状取得

※募集コース名は、「特例」としています。

幼稚園教諭免許状所持者が「保育士資格」を取得する場合

保育士資格取得コース

基礎資格
幼稚園教諭免許状を有する方
実務経験
3年特例
(特例
・幼稚園、認定こども園、保育所等での幼稚園教諭として「3年かつ4,320時間以上の実務経験がある」または2025年3月31日の申請までに実務経験を積める見込みのある方
幼保2年特例
(新特例
・幼稚園、認定こども園、保育所等での幼稚園教諭として「3年かつ4,320時間以上の実務経験がある」または2025年3月31日の申請までに実務経験を積める見込みのある方
あわせて
・幼保連携型認定こども園での保育士教諭として「2年かつ2,880時間以上の実務経験がある」または2025年3月31日の申請までに実務経験を積める見込みのある方

取得までの流れ

3年特例

必要な単位数 ≪ 大学での単位修得 8単位 ≫

  • ● 福祉と養護→2単位
  • ● 子ども家庭支援論→2単位
  • ● 保健と食と栄養→2単位
  • ● 乳児保育→2単位
保育士試験
(全科目免除)
保育士資格
取得

幼保2年特例

必要な単位数 ≪ 大学での単位修得 6単位 ≫

  • ● 福祉と養護→2単位
  • ● 子ども家庭支援論→1単位
  • ● 保健と食と栄養→2単位
  • ● 乳児保育→1単位
保育士試験
(全科目免除)
保育士資格
取得

※募集コース名は「3年特例は特例」「幼保2年特例は新特例」としております。

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【!】出願にはPost@netへの登録が必要となります。
こちらのリンクより登録後ご利用ください。