2018年05月15日 (火)

【NEWS】森脇環帆助教が日本建築学会2018年教育賞(教育貢献)を受賞しました

森脇環帆助教が日本建築学会2018年教育賞(教育貢献)を受賞しました。
2012年から東日本大震災の被災地等で共同して研究開発を進めてきた日建設計ボランティア部や千葉大学木下勇研究室、明治大学山本俊哉研究室、一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズとの共同受賞です。(森脇環帆助教は、明治大学山本俊哉研究室の博士後期課程に所属し、一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズの理事と事務局長を兼任しています

なお、日本建築学会の2018年全国大会(9月@東北大学 川内北キャンパス)において学術講演を行う予定です。
 
受賞題目
「逃げ地図づくりを通した世代間・地域間のリスク・コミュニケーションの促進」


 逃げ地図は、最も近い目標避難地点までの時間を色鉛筆で塗り分けた手づくりの地図です。起こりうる災害を想定し、ハザードマップや過去の災害履歴などをもとに避難目標地点と避難障害地点を設定し、避難目標地点に至る避難経路を3分間ごとに色分けした後、避難方向を図示して作成します。それによりリスクや避難経路の理解が容易になるが、地図づくりそれ自体が目的ではありません。グループワークを通した世代間・地域間のリスク・コミュニケーションの促進に目的をおいたものです。
 

 日本建築学会教育賞(教育貢献)
 近年中に実践され建築教育の発展に貢献した優れた教育プログラム・教材等を表彰するものです。

 森脇環帆助教は、アーティストとして共同受賞団体とともに研究開発をすすめ、その成果をマニュアルやアーカイブズにまとめ、逃げ地図づくりの手法の社会実装をすすめるとともに、逃げ地図づくりにアートやゲームの要素を加えた防災教育プログラムを開発し、子どもから大人まで幅広く人々の関心を引きつけ、地区防災の取り組みの裾野を広げました。
これらの一連の取組みは、大学等の専門教育における人材育成だけにとどまらず、子どもや市民を対象にした防災まちづくりの教育にも大きく貢献したとして、高く評価されました。
講評・評価